BAILA(バイラ)2月号は“シンプルだけど素敵”の正体を探る


バイラ2月号は総勢138人の冬のスタイルを徹底調査するルポ総力特集「“シンプルだけど素敵”の正体を探る!実例スナップ&アンサー300」。すぐに真似したいスナップやその作り方まで指南する。表紙カバーはイザベルマランでコーデした梨花さん。シンプルでスウィートフェミニンな装いがバイラらしくもあり、梨花さんらしくもある。まさに今月号のキーワード“シンプルだけど素敵”を体現しています。別冊付録はセレブのスナップ満載の「セレブおしゃれアワードBOOK」とコスメファッションBOOK「シンプル服のための女っぽさ増量ビューティ」。

“シンプルだけど素敵”の特集はスナップが300あるのかアンサーが300なのか、いまいちよくわかりませんが、たくさんのスナップが掲載されています。もっとストリートスナップ的なものがたくさん載っているのかと思っていたんだけど、人気モデルやスタイリストなどのスナップ(と呼んでいいのかな?)が多かった。リアル感があったのはパリコレ会場や地下鉄入り口のスナップぐらいでしょうか。ちょっと私が期待していたものとは違っていましたね。

榮倉奈々さんは若々しくてどうも馴染めない。まだバイラは早くないかしら。年齢は26歳なのか。大人っぽい着こなしをしているんだけど、もっと若々しい格好してもいいじゃなかって思ってしまう(笑)。竹下玲奈さんは最近、大人シンプルに目覚めたとか。30歳を過ぎて、顔にも体にもデコラティブな服が似合わなくなってきて~・・・というお話はとてもよくわかります。人気スタイリストの辻直子さんはお気に入りの私服を公開。シンプルの中にもどこか女性的なエッセンスを感じる辻さんのコーディネートはとても参考になります。この人の着こなしは好きですね。別にモデルっぽいポーズしなくてもいいのになぁ。なんて思っちゃったりなんかして。

シンプルなスナップをこれでもかと見せた後は、何故シンプルなのに素敵なのか?その正体を探っていくわけですが、シンプルに中にいい物が足されているとか、素材と仕立てがいいものを選ぶとか、まぁまぁよく聞く話ですよね。ベーシックなものほど素材にこだわれ、みたいな。カーディガンの腕を通さない肩羽織りとか、こなれワザとして使えって言うんだけど、実際のところ邪魔くさくてうっとおしいだけだと思うのは私だけでしょうか。真ん中から微妙にズラして第1ボタンだけ留めるなんて恥ずかしくて無理だわー。興味あったのは、地味・地味・派手の色使い。服はシンプルで小物は派手色、パンプスだけ、巻物だけ、トップスだけ・・・。華やかすぎないさじ加減のコーデは地味2:派手1が成功バランスだとか。

あったかアイテムを紹介する記事はいいですね。履く湯たんぽは知らなかった。これちょっと欲しいかも。紹介されていた「スチームゆたぽん」は愛用しています。電子レンジでチンするだけの楽チン湯たんぽ。疲れた目に当てるととっても気持ちがいい。繰り返し使えるしおすすめです。「実はカーディガンが苦手なんです!」って記事が何気に良かった。これ結構いるんじゃないかなぁ、私も苦手なんですよね・・・。襟合わせのバランス、ボタンの留め方、ヤボったくならないボトムスの合わせ方など、目からうろこの情報がたくさん載っています。

別冊付録の「セレブおしゃれアワードBOOK」は100ページもあってあらびっくり。セレブの私服スナップから勝手に賞をあげちゃってます。いつも輝いているで賞とか(笑)。アレクサ・チャン、ミランダ・カー、ダイアン・クルーガーなどファッション誌によく載る面々の私服スナップが大量。なぜか海外ドラマのアワードまでやってます。私は海外ドラマが好きなので全て理解できますが、カンバーバッチとかノーマンリーダースとか言われても皆わかるのかな? 紹介されていたホームランドやシャーロックは私もおすすめしたい。ホームランドはちょっとくせがあるので好き嫌いが分かれそうだけど、NHKBSでも放送しているシャーロックは万人向けで誰でも楽しめると思います。


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