LEE(リー)2月号はパリと東京、2大都市スナップ特集


カジュアル&ナチュラルなファッション誌LEE2月号はパリと東京の2大都市スナップ特集。「パリの新ベーシック vs 東京のHIGH&LOW」と題して、30代女性のリアルな着こなしを紹介しています。表紙カバーはLEEの表紙初登場の田波涼子さん。付録は2月ということでバレンタイン小冊子。美味しそうなチョコがたくさん載っています。

スナップ特集は嬉しい。若者のスナップやモデルの私服コーディネートはよくありますが、アラサーアラフォー雑誌の街頭スナップ特集ってあまり見かけませんよね。お綺麗なモデルがオシャレな洋服を颯爽と着こなす写真もいいけど、一般人のリアルなスナップも見てみたい。そんな方も多いのではないでしょうか。今回は約20ページほどスナップの特集を組んでいますが、もっとボリュームあってもいいと思う。でもLEEにしては頑張ったほうか。ジェーン・バーキンの娘をキャッチ!ってこれホントに偶然なのかしら・・・。

ベーシックなフレンチカジュアルをシックに着こなすパリジェンヌ。どうして外人さんってこんな自然な感じでおしゃれに着こなせるのでしょうねぇ。東京のスナップには何故かLEEモデルやLEE読者まで登場。これは必要なかったかな、一気にリアル感が失われた。モデルのリアル私服をパパラッチ!って・・・。なーんかテレビのやらせ番組を見てるみたいだ。東京はリアルなおしゃれスナップがあまり撮れなかったのかもしれませんね。しかしまぁなんというか、パリジェンヌと比べること自体ナンセンスかもしれないけど、東京のスナップは全然自然な着こなしに見えないんだよなぁ。いかにもファッション誌を熟読してます的な。とくにLEE読者8人のスナップがまたなんとも・・・。一般人のスナップはそうでもないので、こっちメインで良かったんじゃないかい? 東京は「ハイ&ロー」をキーワードにしたかったようなので、思うようなスナップが撮れなかったのか、その辺りの大人の事情によるものなのでしょうか。文句ばっかり言ってますが、全体的にはスナップが結構たくさんあって楽しめました。

定番HIGH、旬はLOW。定番のベーシックアイテムほど上質でお高い価格のもの、流行の移り変わりが早いトレンド感のあるは安い価格のものを取り入れてますよと。そんな実践テクも東京のスナップを交えて紹介しています。バッグはエルメスでコートはZARAとか。旬のアイテムは気が付いたら着てるの私だけ?ってことがありますからね。旬のものは無駄に長持ちさせる必要はないかもしれません。

卒園式の服にスポットを当てた記事がありましたが、卒園式や入学式の服装ってどこまで許されるのか、結構迷いますよね。考えたらきりがない。こういった情報は少ないので求めている方は結構いるんじゃないかな。何年か前に似たような特集をしたVERYの古本は今でも高値が付いてますからね。自然に貯まる貯金術、おしゃれなファション本の読み比べ、その他もろもろ読み物も読みごたえあります。カロリー控えめヘルシーレシピも何気に嬉しい。


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