無糖派ファッションの基本スタイル

ファッション誌STORYなどによく載っている無糖派ファッション。30代40代になってくると、自然とグレーやベージュなどの地味なカラーを好むようになってきますよね。そのような地味なカラーをベースにした甘さ控えめのカジュアルファッションのことを無糖派ファッションと呼びます(やや甘さを加えた微糖派もあります)。落ち着いた大人っぽい配色、目立ち過ぎず、品が良く、キレイめ、シンプルでさりげなくオシャレであることから、中年の男女とわず意外と好む人が多いようです。地味な色ばかりでは老けて見えるのでは? といった不安をもつ方もいますが、無糖派ファッションの基本をおさえれば、そのような心配はなくなります。

ニュアンスカラーを使う

無糖派の基本カラーは、グレー、ベージュ、カーキ。これらを同じカラートーンの濃い色や薄い色と組み合わせたグラデーション配色が基本形になります。微妙な色合いの曖昧なカラー、ニュアンスカラーの組み合わせこそが無糖派の配色です。淡いキレイ色、杢調などの霜降りカラー、ほどよいウォッシュ感のあるものなどもオススメです。微妙にトーンの違う色を取り入れると、それだけで統一感とおしゃれ度が上がります。


重ね着を上手に取り入れる

ショートとロングトップスの重ね着、オフショルダーからチラリと見せるインナーの重ね着など、上手にレイヤードを利用すること。インナーの素材や胸開きのバランスもコーディネートのポイントになります。コンパクトなアウターから長めトップスの裾をレイヤードさせれば、オシャレ度が上がると同時に気になるお尻回りを曖昧にごまかせます。ゆるトップスとタンクトップの重ね着は入門にも最適。


ゆるトップスで女らしさを演出

女性らしいシルエット・フォルムも大切な要素になります。ゆるピタの絶妙なバランスが、全体を素敵に見せるポイントです。強調したい部分はアピールしつつ、ゆるアイテムを取り入れることで女性らしさを作ることができます。グレーのゆるニットは何にでも合わせやすいのでオススメ。霜降りならなお良い。ゆるニットにタンクトップを重ね着することで、ルーズにならずにぬけ感を演出できます。


ストールでこなれ感を出す

無糖派ファッションは柄で装飾しないので、違いを出すストールは定番アイテム。コツは作りこまずにさっと巻いているように、さりげなく見せること。動きのでるストールは立体感が出せるのでとっても便利。ストールはこなれ感を作りだすのに欠かせないアイテムです。


カジュアルなアクセサリーを重ね着ける

アンクレットやネックレスなどのアクセサリーは、カジュアルでじゃらっとしたもの重ね着けすること。高級感のあるラグジュアリーなアクセではなく、あくまで着こなしのスパイスになるようなカジュアルなものにすることがポイントです。じゃらっと着けすぎかなと思うぐらいで、ちょうどよいバランスになります。


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