大人っぽいヴィンテージ加工が得意なブランド
何年も着込んだような風合いや褪せた色味、くたっとした雰囲気など、男女問わず大人が大好物なのが、ヴィンテージなテイストのアイテム。サーファーでなくとも、味わいのある渋い色味は大人の心をくすぐる何かがあります。人間として味が出てくるのも30代40代。そんな年代だからこそ大人のメンズに似合うのかもしれませんね。このページではそんな、大人が愛してやまないヴィンテージ加工を得意とするブランドを紹介します。
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RRL(ダブルアールエル)
ヴィンテージコレクターとしても知られるデザイナーのラルフ・ローレン氏の好みを色濃く反映したRRL(ダブルアールエル)。1993年にスタート、1998年に生産中止するも2001年に復活。
縫製なども昔のように十分に時間をかけて作られたウエアは、どれもオーセンティックでありながらも、手の込んだ作り。素材感や味だし具合も絶妙。モダンなフィッティングなので、長く着込んだような風合いはあるのにどこか古くさく見えません。大量生産以前の上質なモノ作りへのリスペクトを忘れず、流行に左右されない大人の服が揃います。
表参道にあるダブルアールエルの旗艦店には、デニムやワークブーツ、ツイードジャケットなど、古きよきアメリカの遺産ともいえるスタイルを見事に現代に蘇らせています。価格は高めですが一番おすすめ。ぐっとくるアイテムが必ず見つかります。
Nigel Cabourn(ナイジェル・ケーボン)
最高峰のこだわりのウエアを展開するNigel Cabourn(ナイジェル・ケーボン)は、常に興味深いアイテムを私達に届けてくれるブランド。1971年にCRICKETとしてスタート、のちにNigel Cabournに改名しています。
イギリス人デザイナーのナイジェル・ケーボン氏はヴィンテージ・ミリタリーの世界的なコレクターとしても知られている人物。世界中からかき集めてきたアイテムは4000点にものぼるとか。そんな彼の持つ独特な審美眼やフィルターを通し、こだわりの詰まったコレクションを作り出しています。
肉厚で一枚でもインナーとしても使える人気のカットソーなど、トレンドに左右されない骨太な洋服、味のある風合いを楽しめるアイテムを数多くラインナップしています。
Vintage55(ヴィンテージ55)
イタリア・ミラノ発のアメカジとして人気のVintage55は、2000年にミラノでスタート。ワークやミリタリーなどのアメリカの定番スタイルは1955年頃に生まれたことから、「55」をブランド名にしています。
アメリカンカジュアルならではの男っぽさや味わいや定番性はそのままに、イタリアらしいモダンさ、洗練や品格を注ぎ込んでいるのが特徴。毎シーズン、男クサいキャラクターをテーマにコレンクションを展開しています。
アメリカンスピリットが込められ、イタリアンフィットのクオリティの高さも備えており、アメカジの雰囲気を漂わす洋服やユーズドなテイストでモダンさもあるアイテムが豊富に揃います。
R.H.VINTAGE(ロンハーマンヴィンテージ)
カリフォルニアのライフスタイルとファッション、その楽しさを教えてくれるスペシャリストストアとして人気のロンハーマン。バイヤーであるロン・ハーマン氏はヴォンテージコレクターとしても知られています。そんな彼のプロデュースにより誕生したのがR.H.VINTAGE。
ワークやミリタリー、スポーツを軸とし、年代物の味わい深い洋服などに触発されたデニムパンツや褪せ色のシャツなど、生地によってユーズド感を変えて奥行きのあるアイテムを展開しています。
ロサンゼルスの本店の他、日本では千駄ヶ谷店や二子玉川店など、取り扱う店舗は少ない。ロンハーマンらしいゆるい西海岸のアメカジスタイル、サーフっぽい着こなしにぴったりな色合い、味出しアイテムが手に入ります。
SPLENDID MILLS(スプレンディッドミルズ)
カットソーを主体として、オーセンティックな服作りを続けるSPLENDID MILLS(スプレンディッドミルズ)は、2000年にアメリカ・ロサンゼルスを拠点にスタート(SPLENDIDがレディース、SPLENDID MILLSがメンズライン)。
西海岸らしいリラックス感のあるスタイルを提案しているスプレンディッドミルズ。ユーズド感のあるウォッシュド加工された味のあるアイテムは、このブランドの真骨頂。甘めに編んだ生地は軽やかな着心地を味わえます。古きよき時代を想わせるデザインと現代的な生地感が素晴らしい。
使い込んだような褪せたカラー、快適で着心地のよいTシャツやカットソーは、カリフォルニアのセレブ達からも支持されています。
GOLDEN GOOSE DELUXE BRAND(ゴールデングースデラックスブランド)
イタリア発のゴールデングースデラックスは2000年にスタートしたライフスタイルブランド。デザイナーはヴェネツィア出身の2人組、フランチェスカ・リナルド氏とアレッサンドロ・ギャッロ氏。
イタリア生産への徹底したこだわりを持ち、ヴィンテージクローズを現代的な感性で再解釈したアイテムで、世界中のファッショニスタを魅了しています。ここの代名詞であるユーズド感漂うスニーカーをはじめ、レザーウェアからステーショナリーまでトータルで幅広く揃います。
2014年にはアジア初の旗艦店を東京・南青山にオープン。まるでユーズドのようなゴールデングースデラックスのスニーカーは、大人カジュアルにぴったりはまります。
COOTIE(クーティー)
成熟しつつあるアメリカンカジュアルのスタイルを、常に新鮮なアプローチで進化させるCOOTIE(クーティー)は、山本剛平により2000年に東京でスタートしたドメスティックブランド。
ヴィンテージに愛着をもち、現代の価値観で自らのライフスタイルに投影させる、そんな今の感覚を体現しています。ユーズド加工の色褪せ感やリアル感を追求した服など、大人好みのアイテムが揃うクーティー。GRINDやRUDOなどのメンズファッション誌にも度々掲載されています。
ドラゴンアッシュ降谷建志氏のお気に入りとしても知られており、お笑いコンビ・デニスの植野行雄氏はクーティーで働いていたことがあるとか。