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[雑誌レビュー]Begin(ビギン)2014年9月号。

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ちょっぴりお得なBegin(ビギン)電子版を購入してみた


久しぶりにBeginを購入。1年ぶりくらいかしら。しかも今回は楽天で電子書籍の購入です。紙版よりちょっとお安いんですよ。しかもクーポンとか使うと更にお安くなって、半額近いお値段で買えちゃうことも。まぁクーポンの乱発は電子書籍の普及をすすめたい今だけでしょうけどね。というわけで電子版のビギン9月号。特集は「フレンチ&アメリカン必勝バイブル」と題して、今どきの2大トレンドであるフレンチとアメカジの売れている定番アイテムを紹介。他に靴の特集「お洒落な人の溺愛靴 大調査」、パンツの特集「気持ちいいパンツの本音」などなど。

毎月恒例のBeginBest10。気になったのは、ベイスターズとビームスによる球団公認のアンチTシャツ。さすがビームスが手掛けるだけあってカッコいい。ベイスターズ以外の球団ロゴ風のデザインとカラーリングの「Anti」文字が、なんとも面白い。球団名が入ってないところもミソですね。これならバッタリ該当チームのファンに出くわしてもお互い笑ってすませられる。なにそれ!と食いついてきそうだ。どれも普通に街で着られるシンプルなデザイン、とくに巨人のロゴ風のTシャツが素敵。これちょっと欲しいかも。カープはいかにもカープって感じだ。

特集「フレンチ&アメリカン必勝バイブル」は、ベーシックのよさが見直されている今、ヘインズのTシャツやセントジェームスのボーダーカットソーのような定番が売れていますよと。ベーシックを今どきにする不可欠なテイストとして、今季の2大トレンドであるフレンチとアメリカンの様々なアイテムを比較しています。BIBLEをBUYBLEとか解説を買い説とか、さっそくビギンらしいオヤジギャグが炸裂でございます。ボーダーTシャツとスウェットTシャツ、グラミチとダントンのショーツ、アーペーセーとケネディのリジットデニム、米仏の革事情、米仏人気ブランドの解説や別注アイテム選手権、パリとニューヨークのカルチャー比較、さらには米仏傑作映画をファッションに絡めて紹介。軍パンやカットソーなどの傑作アイテム比較、メイドイン米仏のウンチク話などなど、これでもかとフレンチとアメリカを比較しまくり。この徹底っぷりがBeginらしくホントしつこい。いやいい意味でですよ。

ファッション性に優れたモロじゃない都市型サーフがじわじわキてるとか。アメリカとフランスの都市型サーフブランドを紹介している記事なんですが、サーフ系のアイテムはシンプル、リラックス感、ヴィンテージっぽさ、渋い色味など、大人が好む要素が詰まってますよね。都市型ってところがポイントで、サーフっぽいリラックス感とキレイめを合わせたような雰囲気、洗練ぐあいがとてもいい。トッドスナイダーやメゾンキツネなど、最近ちょくちょく目にする米仏ブランドの解説などはさすがビギン。ページ下部のおせっかいな用語解説も何気に助かります。

ところで、ビギンマーケットがオープンするそうです。ネットでBegin(ビギン)掲載アイテムや掲載ブランドのアイテムが買えちゃうというもの。メンズファッションの通販サイト「rumors(ルモアズ)」内にビギンマーケットのページが用意されています。rumorsは大人っぽい服やブランドのアイテムが豊富なので前々からチェックしてました。最近はどのファッション誌もEコーマスに力を入れてますね。サファリラウンジ、ゲイナーのエスプレッソ、レオン出張所、ウオモも近々オープンします。昔は掲載されている電話番号にかけたり、地図で店舗の場所を調べて直接赴いたり、手に入れるのが大変でしたよねうんうん。雑誌を見て欲しいと思ったものがネットですぐに買えちゃうなんて、よい世の中になったものですなぁ。

「パンツの本音」というパンツ特集に掲載されていたニオわないパンツが気になる。何日も洗えない宇宙飛行士のために開発されたとか。じっくり読むと汗の臭いを大幅に減少されるとある。オシッコの臭いとかそっち方面がニオわないのかと勝手に考えていたのですが、汗の臭いの話だったか。加齢臭まで89%消臭してくれるってのはいいですね。気になるお値段は3500円。宇宙にはなかなか行く機会がありませんが、登山で着用とかいいかも。汗かくだろうし。パンツといえば私はずっとユニクロで買ってます。最近はおしゃれなパンツを紹介するファッション誌もちょいちょい見かけますね。ウオモとか。あ、私はトランクス派です。おしゃれ男子の間では、白トランクスが流行ってるとか。ホントかよ(笑)、それほぼブリーフのような気が・・・。黄ばみが気になりそう。

電子版での購入でしたが、普通に問題なく見れました。ちなみに7インチのタブレットで見ています。そのままだと文字がちょっと小さいので、毎回拡大する手間はあります。でもそんな手間には感じないかな。拡大サイズもスマホのように指でチョイチョイと微調整が可能。雑誌(出版社?)によっては拡大しても文字がはっきり見えないこともあるんですが、ビギンは問題なし。スマホで見るとどうなのかな、さらに小さくなるから見る気はしない。あとパソコンでも見ることができます。せっかくの電子書籍なんだから単語でページが検索できたら便利なんだけど、そういった機能をつけるのは無理なのかしら。電子書籍のくせに。全体的にはまぁまぁ。悪くはないですね。また電子版で買ってもいいかな。場所を取らないし。


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