MEN'S CLUB(メンズクラブ)が提案する大人ベーシックな着こなし
本質は普遍であるということを教えてくれる大人のファッション誌MEN'S CLUB(メンズクラブ)。2014年3月号は「大人よ見直せ！ベーシック服」と題して長く着られる普通のアイテムを見直すベーシックアイテムの特集。表紙カバーはオリンピック金メダリストで現在はプロボクサーの村田諒太さん。ジャケット姿でさっそうとキメています。あらカッコいい。
ボクサーがプロレスラーみたいな扱いになってしまった昨今、本物だと思わせるボクサーが登場しましたね。村田さんが世界チャンピオンになる日を楽しみに待っています。そんな彼がベーシックな服をスマートに着こなす写真はどれも素敵なものばかり。家の中でコート着て歯みがきとか、めかしこんでけん玉してたり、なんか妙なシチュエーションが多いですが、村田諒太という存在感で強引にもっていった感じ。上下デニム姿はとてもよく似合っていると思います。彼がカッコいいと思う男はルパン三世だとか。余裕がある男ってことらしいです。
MEN'S CLUB(メンズクラブ)といえば定期的にスナップ特集を実施していますよね。そのスナップから見えてきたものがベーシックなんだとか。すべてをブランド物などで固めず、ベーシックなものをバランスよく取り入れる、スタイリングポイントとして上手に取り入れる。そんな着こなしをプッシュしています。まぁMEN'S CLUB(メンズクラブ)という雑誌はトラッドなマインドを大切にする雑誌ですので、こういった特集は得意とするところですよね。
大人ベーシックの3箇条なるものを出してきたMEN'S CLUB(メンズクラブ)。「どんなスタイルにも合わせやすいから費用対効果が高い」「長く使える専業ブランドでもとがとれる」。この2つはわかるんですけど、「今それを取り入れることでわかってる感を演出できる」というのがよくわかりません。わかってる感ってなんですかねぇ。
そして毎度のことながらお洒落なファッショニスタとして鈴木啓太さんの登場です。もともとイケメンですけど髭を生やすようになってダンディになりましたね。彼が愛するベーシックなアイテムとともにキメているわけですが、コートにジーンズという温かい格好なのに何故か素足に靴とか、ちょっと現実的じゃないかなぁ。コート着る時期に素足とか実際にいるんでしょうか。素足でもこのベーシック靴ならはき心地が抜群って言いたいんだろうけど。
その他にはMEN'S CLUB(メンズクラブ)がおすすめするベーシック服として、J.M.WESTONのローファー、シャルベのシャツ、リーバイスビンテージクロージングの501、バブアーのビデイルなど16イアテムを紹介しています。それ1つとして買ったことがありませんが、チャンピオンのスウェットパンツはご近所でも買えそうですね。
最後には「ニューベーシック」なる言葉が出てきてなんじゃらほい？と思いましたが、旬なアイテムも10年後には定番になっているかも？といったアイテムのことで、メンズクラブが厳選した今が旬で、将来はベーシックなアイテムを紹介。アーペーセーのニュースタンダード、ヤエカの白シャツ、ジェームスパースのカットソー、トッドスナイダーのボタンダウンシャツなどなど、雑誌でもよく掲載されていて評判の良いアイテムがたくさんあります。
MEN'S CLUB(メンズクラブ)60周年記念プレゼント企画の今月はベーシック特集でも登場したリーバイス501。これを60名様にドドーンとプレゼントとか太っ腹ですなぁ。60名は多すぎでしょ。