UOMO(ウオモ)7月号は清潔感がキモなシャツ＆Tシャツ特集
大人のきれいめファッションを提案するUOMO（ウオモ）2014年7月号。ファッション特集は「いいオトコの夏は清潔感がキモ！シャツとTシャツ、どっちにする？」と題したシャツ＆Tシャツ特集。いかにも夏らしい特集です。表紙は伊勢谷友介さん。伊勢谷さんは歳を重ねて味が出てきましたね。
毎年思うのですが大人っぽいTシャツってなかなか無いと思いませんか？ いくら探しても気に入ったTシャツに巡り合えない。好みの問題なのか、なにをもって大人っぽいと考えるのかにもよりますよね。白Tも毎年探しています。でもいいものが見つからない。無地じゃなくてちょっとしたシンプルなプリントのやつがいい。でもなかなか大人っぽいものが見つからない。そんなときにTシャツ特集のUOMOを見つけちゃったからには、買わないわけにはいきません。
無地のTシャツは白かネイビーがいいらしい
「シャツとTシャツ、どっちにする？」なんてタイトルなんで、対決でもするのかと思いきやそんなこともなく、今トレンドであるベーシックアイテムとしてTシャツを絡めてきたといった感じです。丸首がモテる！といってスウェットやニット、ついでにTシャツも紹介してみたり、ハイブランドのTシャツを紹介してみたり、サンローラン35000円、プラダ22000円、エルメス60000円（笑）。最強！とか言われてもそりゃあねぇ、高価なら着心地もいいでしょうよ。
UOMO(ウオモ)としては無地の白とネイビーのTシャツを推したいらしい。Tシャツに限らずUOMOでは、ここのところずっとネイビー推しですね。ネイビーは暗い色でも涼しげだし、知的に見えるし、品もよいし、メタボな中年ボディも引き締まって見えるし、どんな色とも合わせやすくコーデしやすい。いいことずくめですよね。ネイビーのシャツやポロを持っていますが、結構気に入ってます。
実はネイビーのTシャツを買ったことあるんですよ。でも着てみたらタイトでピチピチ。最近の服は全体的にタイトなものが多いですよね。Tシャツだと試着もしづらいしホント困っちゃいます。ワンサイズ上を買うと着丈が長くなるし・・・。おまけに洗ったら色が他の服に移りまくり。何度洗っても色が移りまくる。なんなんだよこれ。グイグイ無理やり伸ばして着たけどやっぱりタイトすぎる。ほんとイヤーな思い出です。こんな失敗みなさんもありますよね。
で、特集の話ですが、白の無地も推しているんですよ。白の無地っておっさんクサくなりそうで、結構きるのに勇気がいります。若い人ならいいけど（UOMOではだいぶ若そうな外人が白の無地Tを着てました）、おっさんの白の無地Tはどうなんでしょうねぇ。30代40代向けの雑誌なんだからさ、せめておっさんが格好良く着こなしている写真を掲載して欲しいものです。
モデルやスタイリスト、バイヤーなどが自慢のＴシャツ１枚で登場するコーナーがあるんですけど、ほとんどの人がＴシャツ以外が私物・・・。。自慢の1枚ってどういう意味なんでしょうか？ Ｔシャツ特集で登場した人たちの自慢の1枚（ただし私服とは言ってない）。・・・全く意味がわからない。
シャツは大人に欠かせないアイテムということで、UOMO(ウオモ)でもよくシャツを掲載います。ということで特集でも期待していたんですけど、「訳ありシャツ」とかいう訳わかんないアイテムを推してきました。「シャツとTシャツ、どっちにする？」という特集なのに、いきなり訳ありシャツだ！とか言われても頭がおか・・・いや、戸惑っちゃいますよねぇ。
そして特集の最後はポロシャツ！ ・・・もうね、「シャツとTシャツ」の特集なのに最後は、ポロシャツが欠かせない！とか、完全にネタ切れですよね（笑）。で、当然推すのはネイビーのポロですよ。正直、今回の特集は自分的にはイマイチでしたね。これ欲しい！と思えるTシャツがありませんでした。
短パンの女性ウケと上司ウケ？
あと目に付いたのは短パンの記事でしょうか。「大人の短パン、コレくらいがちょいどいい！」という記事はUOMOお得意の女性目線のもの。年々暑くなる夏に短パンはもはや欠かせない。昔は大人が短パンなんてなかなか見掛けませんでしたが、今はもう30代40代の中年でも当たり前のように短パンをはいてますよね。
この記事ではどれくらいの長さや太さがいいのか、どんな短パンコーデが女性ウケするのか、女性のリアルな声を拾い上げています。それだけでいいのに、何故か短パンの上司ウケまで取り上げています。白シャツにベージュの短パンのトラッドコーデなら上司に高評価！とか、スーツに短パンはNG！とか当たり前だろ（笑）。この辺りは女性編集者が多いUOMOらしいというか、ちょっとなんかズレてんだよなぁ。。。
全体的に不満の多い7月号でした。「シャツとTシャツ、どっちにする？」というタイトルに釣られた感が・・・。